共感しにくいニッチな銀輪日誌

ロードバイクに乗ったり写真を撮ったり、そんな日常生活の記録です。

日本の果て

みなさんこんにちは。

北海道自転車旅は4日目に突入です。

 

昨日、最後は輪行することにはなったけどどうにか稚内まで到着し、とうとう最終目的地へ。

その地はもちろん、北海道ツーリングライダー・チャリダーにはおなじみの日本最北端の地、宗谷岬

昨晩の天気予報通り、雨こそ降らないものの天気はあまりすぐれないようだ・・・
まあもう慣れた。

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稚内はあまり実感わかないけどロシアとの国境の街。
街中にはロシア語併記の看板がたくさんあります。

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さすがにキリル文字だけではさっぱり・・・

 

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稚内の市街地を抜けて宗谷岬へ。
しかし向かい風がめちゃ強い。

そしてなんだか左の方(北の方)から晴れ間が迫っている気がします。
これはまさか・・・!?

 

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まだ雲はあるけどめっちゃ晴れてきた!いけるいける!
相変わらず強い向かい風の中じりじりと宗谷岬へ近づいていく。

 

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あと5km!
もはやこれは最高のコンディションでしょ!!

 

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あぁ^~

きました。感無量。

天気は青空、これまで3日間雨の中耐え抜いてきた甲斐があった。
すべて報われた気がします。

 

宗谷岬からは裏手にある高台に登っていきます。

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海、そして遠くに見えるのはサハリン。
もうすぐそこはロシアなんだなぁ・・

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いやぁ気持ちイイ!!晴れって最高!!

宗谷といえば日本最北端の宗谷岬だけど、すぐ内陸側は宗谷丘陵という丘陵地帯になっています。
宗谷丘陵は氷河によって形成された台地なんだけど、明治時代にあった山火事以降森が回復しなかったせいで、なだらかな草原地帯になっています。

宗谷岬も感動モノだけど、宗谷丘陵も絶景が広がっていてたまりません。

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宗谷丘陵にはなんか貝殻を敷き詰めたっていう「白い道」があります。

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お、おう・・・って感じだ。
雲ひとつない蒼天青空だったらまた違うかもしれない。

 

宗谷の地を後にし、稚内市方面へ戻ります。
帰りも風向きは変わっていないようで、超絶追い風ボーナスタイムに突入。

稚内市からは少し西へ、稚内半島を横切ります。

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高台から見る青い海、なだらかな曲線を描く海岸線、美しい。

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少し北上すれば、稚内のもう一つの岬、ノシャップ岬です。
日本最東端の納沙布岬と紛らわしい・・・

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陸側を見れば自衛隊分屯地。
日本の北端を守るレーダー郡です。

 

稚内市街地に戻ってきたら間もなく夕暮れ。
夕日が見られるんじゃないかと、山の上にある稚内公園、稚内市開基百年記念等に登ります。

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日没間近。結局利尻富士は顔を表してはくれませんでした。

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夕日を背に佇むレーダー。
人生でもう一度来られるかわからない最果ての夕日を堪能しました。

 

これにて北海道自転車旅行のメインどころは終了
明日は撤退戦です。