共感しにくいニッチな銀輪日誌

ロードバイクに乗ったり写真を撮ったり、そんな日常生活の記録です。

防水防寒ビンディングシューズを購入した

前回、自転車に乗るときの雪解け水対策として、タイヤからの泥撥ね対策も大事だが抜本的な解決策は検討中としていた。
今回はその試みとして、防水防寒ビンディングシューズを購入したので紹介する。

 

購入したもの

防水防寒ビンディングシューズ NORTHWAVE CELSIUS XC ARCTIC GTX

NORTHWAVE CELSIUS XC ARCTIC GTX
-10℃防寒というからかなりのものだと思われる。似た製品で-3℃というのもあったからそちらでもよかったと思うけど、寒がりなのでこちらにしてみた。

防水ビンディングシューズは調べてみると数社から出ているようだが、このNORTHWAVEのシューズはみんな大好きGORE-TEX採用とのこと。
シューズを防水にしてしまうとどうしても透湿性が気がかりだが、GORE-TEXのお墨付きがあるとなれば、とりあえず悪くはないだろうと期待しての購入だ。
(逆にGORE-TEXでだめならこの手のシューズは実用的でないということになりかねないのだが・・・)

想定効果

このシューズの導入により、シューズカバー(防水用、防寒用問わず)が必要なくなることを期待している。
まだほとんど使っていないけれども、具体的には以下のような点がよいのではないか。

期待1:雪解けの泥撥ねでも靴内が濡れない

通常の冬用のシューズカバーだと、しばらく泥撥ねを喰らっているとじわじわと濡れてきて、足先が冷たくなってしまう。防水シューズであればそもそも濡れないため末端冷え対策にはもってこいだろう。

びっちょびちょの路面でも防水なので安心
このようなびっちょびちょな路面で当然靴も濡れるが、さすが防水シューズ、問題なかった。

また、雪の上を歩いても靴内が濡れない。春は雪の上を歩くことも多々あるので、地味に大事。

積雪した場所に立ち入り自転車を置く

期待2:シューズカバー不要で寒さ対策になる

あったかい
シューズだけでこれは、画期的。
さきほどの濡れた路面、気温も-1℃とそこそこ低い中で、外面は濡れても中は若干の冷たさを感じるのみであった。

期待3:面倒なシューズカバーの脱着がない

脱ぐときは、SLW2のダイヤルを緩めてずぼっと脱ぐだけ!
また、ローラー使用時わざわざシューズカバーを外していたが、冬期は外走行はこのシューズ、ローラーでは夏用シューズを使えば良くなる

期待共通! シューズカバーがなくなるのがメリット大

通して考えてみれば、シューズカバーが不要になるというのはでかいと思う。
シューズカバーってつけ外し面倒だし、歩いているとすぐボロボロになって1~2シーズンで買い換えることになる。
ならば夏とは別にシューズを持つことも選択肢の一つになるのも無理のない流れであろうと思う。

 

心配事

当然いい事ずくめというわけにもいかないだろうし、以下のようなことを心配している。

心配事1:汗蒸れ、汗による濡れ

防寒性が高いことから、当然履いてて暑すぎるという季節もあるだろう。
夏用シューズの時期とうまい具合にラップできればいいのだが・・・
透湿性がどの程度で、汗蒸れが軽減できているのかも気になるところ。

心配事2:靴内部の耐久性

このシューズ、防寒性と持たせるせいであろう、内部が結構もこもこしている。

内部はボア。もこもこしている。

内部はボア。もこもこしている。

最初は暖かそうでいいなと思うが、おそらく長く使っているうちに潰れてくるんじゃないかと思う。潰れることによって却って不快感にならないといいなと思う。

 

以上、つらつらと記載していったが、今はまだ3月。
今シーズンもあと1~2ヶ月履くことを期待し、経過を見ていこうと思う。