共感しにくいニッチな銀輪日誌

ロードバイクに乗ったり写真を撮ったり、そんな日常生活の記録です。

十和田湖一周ポタリング

ゴールデンウィーク後半戦、といっても最後の土日ですが、ついに十和田湖を走ることにしました。

十和田湖一周ができるのは、国道102号十和田湖北部の冬季閉鎖が解除される4月25日以降。
それなりに開通したてほやほやです。

十和田湖は一周50km程度でポタリングにはちょうどよい長さ。
注意点としては、最大標高差が600mほどでなかなかアップダウンのあるコースだということ。
最高標高は1000m超えるということで、冬季閉鎖期間が長い所以ですね。

 

 

子ノ口をスタートし十和田湖を時計回り開始。

子ノ口から5kmほどいくと宇樽部のバイパスとくねくね道の分岐があります。
このくねくね道も4月25日に冬季閉鎖解除したてです。

宇樽部キャンプ場を過ぎて坂道を登っていくと、十和田の二重カルデラの内側の方、中湖と呼ばれる部分を俯瞰できる瞰湖台に到着します。

瞰湖台からの十和田

瞰湖台からの十和田湖は、湖の縁の一部がすぼまっているように見えます。
君の名は。の彗星落下後の糸守湖のようです。

 

瞰湖台からは十和田湖一の観光拠点、休屋地区まであとは少し下るのみ。
2週間前に来たばっかりだけど、さすがにゴールデンウィークとあって人が多い。

休屋

今回は自転車とともに十和田湖畔を撮影。

 

休屋を過ぎてさらに十和田湖沿いを周ります。
十和田湖沿いは一部を除いて人家や集落はありませんが、ポツポツはあります。
宇樽部、休屋と並んで集落となっているのが十和田湖西部の十和田ふるさとセンターのあたり。
ちょっとした公園がありますが、このあたりはちょうど桜の時期のようで。

桜

空を覆うように咲き乱れる桜!という風ではありませんが、ピンク色が濃く青空に映えます。

 

もうちょっと北上すると十和田湖外輪山北部へのアプローチが始まります。

名も無き滝

十和田湖畔はそこら中にこのような滝があります。
あるのが当たり前すぎるのか特に観光地化されているわけではありませんが、他の名のある滝にも見劣りしないような滝も見られます。
そのうち滝巡りなんかしたら面白そう。

 

弘前方面との分岐がある滝の沢峠を子ノ口方面に針路を取ると、外輪山の尾根線を行くなだらかな道となります。
このあたりは冬季閉鎖解除後間もない高地ということもあって、まだ雪がたくさん残っています。

雪根開きの森

尾根線の両側は雪根開きの森。

 

標高1000m超の御鼻部山への最後の登りの途中、一気に視界が開けます。

八甲田の森と岩木山

眼下には八甲田の広大な森と遠くには岩木山
スケールでかい。

 

最後の登りを終えると御鼻部山展望台に到着です。

御鼻部山展望台からの十和田湖

展望台からは十和田湖を一望、二重カルデラの形がよくわかります。

 

ここまで登ったらあとは子ノ口まで下るだけです。
きつい下りヘアピンカーブの連続もありますが、気持ちよく下れます。

十和田湖一周約50km, 獲得標高1500mのなかなか濃いポタリングでした。